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【棚卸のやり方】ハンドメイド作家がおすすめする材料の数え方~決算仕訳までを解説!

こんにちは!扶養内作家おはぎです。

ハンドメイド作家の確定申告における最大の難関といえば、棚卸ではないでしょうか?
何系のハンドメイド作品なのかにもよって、難易度は変わってきますよね。

大きなパーツで数が少ない材料の作家さんはまだしも、ビーズを取り扱う作品や細かいパーツが必要な作品の作家さん、リボン作家さんなんかは、1つずつ数なんて数えていたら何日かかるか分からないといった方もいらっしゃると思います。

おはぎ

この記事では、棚卸のやり方~どんな作家さんにもおすすめできる
棚卸のコツ棚卸の決算仕訳をご紹介します!

目次

棚卸の準備

まず棚卸の前に材料の単価を計算し、棚卸表を準備しましょう。
まだの方は↓の記事でも解説しておりますので、確認して準備をすすめておきましょう!

棚卸に必要な物

  • 棚卸表
  • ペン
  • スケール
  • メジャー
  • バインダー
  • 小皿
  • 布手袋
  • ピンセット

①棚卸表

必須です。紙に印字またはタブレットなどで直接入力できるよう準備しましょう。

②ペン

紙で棚卸表を準備した際には必須ですが、気づいた事をメモしたり計算したりするのに意外と使います。
メモ帳や裏紙などすぐにメモを取れる用紙もあると便利ですね。

③スケール(測り)

今回ご紹介する棚卸のコツ「gで管理する」のに必須のアイテムです!

アマゾンや楽天などで簡単に購入できるので1つは持っておきましょう。
材料の種類にもよりますが、0.1単位までは表示できる物を選びましょう。

おはぎ

おはぎも↑これを新調しました~
安いし、大きすぎず、小皿も2個ついてきて便利でしたよ^^

④メジャー

布やリボン・レースなどを測るのに便利です。

↑机に貼っておけば制作時も大活躍です!

⑤バインダー

紙棚卸表の方は用意しましょう。100円ショップなどで簡単に手に入ります^^

⑥小皿

細かいパーツを取り扱う方はあると便利です。

↑こういうやつですね~!

⑦布手袋

繊細な材料や指紋をつけたくない材料を取り扱う際に便利です。

おはぎ

パッチンピンやクリップなど金具を数える時に指紋がつかないよう
手袋をしています。

⑧ピンセット

ビーズなどの細かい作業に便利です。1つあると普段の制作にも活用できます。

棚卸のコツ

g(グラム)で数えよう!

棚卸のコツとしておすすめするのが、材料をg(グラム)で管理する方法です!
ビーズや細かいパーツはもちろんなのですが、リボンや布などもグラムで管理が可能です。

リボンを取り扱うおはぎも過去の棚卸では、45mリボンを巻きなおすなんて事は出来ないので、1年間で売り上げた作品×使用数を計算し、仕入全量+期首棚卸在庫から使った分を引くことで期末の在庫を割り出していました。
もちろん1種1色ではないので、作品の色ごとに1年間の売上数を割り出すという途方もない作業で疲弊・・・

そんな終わりの見えない棚卸とはおさらば!
とっても簡単なので、今年はもう無理という方は来年からぜひ取り入れましょう♪

  • 単価をgで計算する
  • 棚卸在庫をスケールを使いgで数える

①単価をgで計算する

まずは仕入時に全量をスケールで計算します。
購入サイトに全量g数が掲載されている場合はそちらを使用します。
リボンなどはg数の表記がないものがほとんどかと思いますので、仕入時に全量のグラム数を図っておきましょう。
※この時、リボンの芯や細かいパーツを入れたOPP袋などパーツ以外のものは取り除きグラム数をはかります。
(芯や袋のg数はメモしておき、今後同材料や色違いを仕入た際に活用できるように残しておきましょう。)

仕入金額 ÷ 仕入全量g数 = 単価/g

②棚卸在庫をスケールを使いgで数える

見出しの通り棚卸時はスケールでg数を測ります。
リボン芯や袋に入った材料は袋から材料を出し小皿にのせ測るか、芯や袋のグラム数を引き算するかしましょう。

たったこれだけですが、取り扱う材料によって効率化でき棚卸にかかる時間を短縮できます!

未使用の材料は袋のまま保管

購入した材料ってこんな感じで小分けにされている事が多いですよね。
仕入れたらそのまま袋から開けて収納したい!という方も多いかと思いますが、待ってください!
未開封のまま保管しておけば、棚卸の時にわざわざ一つずつ数えずとも袋の単位で数えればあっという間に終わります。

おはぎ

100個入ビーズが3袋で300個!あとは端数を数えて…

棚卸が終わるとまた制作メインの毎日で忘れがちになるので、せめて9月以降は意識して袋単位で在庫を残せるようにしましょう!

数え終えたら棚卸の仕訳をしよう

棚卸=数をかぞえるというイメージですが、その後は数えた数を元に棚卸の決算仕訳を登録します。

おおまかな流れや必要な項目などは↑の記事で説明しておりますのでご一読ください^^
この記事では具体的な作業について解説してまいります!

①期末棚卸高を計算する

材料全ての(最終仕入単価×数)を足す = 期末棚卸高

エクセルなどで制作した棚卸表に数えた数を入力し、最終仕入単価×数の計算式から材料ごとに金額をだします。
材料ごとに金額を計算し、材料すべての金額を足した数値が期末棚卸高となります。

この計算をする為にもエクセルで棚卸表を作成することをおすすめしております。

おはぎ

まだ手書きで棚卸表を作っている方は、下を参考に
棚卸表/在庫管理表をエクセルでつくってみてくださいね^^

②仕訳登録

①で計算した期末棚卸高の数字を仕訳登録していきます。
仮に期末棚卸高が100,000だった場合、以下のような仕訳になります。

期首材料棚卸高xxx材料xxx
 材料 100,000 期末材料棚卸高 100,000

会計ソフトによってそれぞれ仕訳登録のやり方が異なりますので、各ソフトに合わせたやり方で登録しましょう!

おはぎ

freeeでは自分で仕訳登録せずとも棚卸高を入力するだけで、自動で棚卸仕訳をしてくれと聞いたことが…

おはぎ

おはぎの使用するマネーフォワードクラウドでは自身で仕訳登録が必要なので、登録のやり方は後日解説しますね♪

まとめ

今回ご紹介した棚卸のコツは2点!

  • gで数を数える方法
  • 未使用の材料は袋のまま残しておくこと

どちらも簡単なことではありますが、実際に取り入れてみると作業が効率化され、棚卸もより簡単に行えるようになります。
少しでも棚卸のハードルが下がって、年末イベント楽しめますように♪

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Writer

☞ 転勤族の嫁・2児の母
☞ ハンドメイド作家
  扶養内 / 月10万円の売上
☞ 簿記2級 所持

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