扶養内作家のおはぎです!
ハンドメイド作家の皆様、仕訳の際に補助科目を使用していますか?
補助科目を使用すること業績チェックがスムーズに行えるので
まだ設定していないという方は今回一緒に設定していきましょう!
この記事ではMFクラウドを使い補助科目の設定方法や設定目的について説明します。
補助科目とは?
例えば勘定科目「売上」には、補助科目「minnne」「Creema」とサイトごとに分けておくことで
各販売サイトでの売上金が分かりやすくなります。
仕訳件数が増えてくるほど、補助科目をしっかり設定することで
- 1年を通して売上・経費の流れが確認できる
- 確定申告時の仕訳帳のチェックがスムーズになる
といった利点があります。
しかしすべての勘定科目に補助科目を設定すればいいというわけではありません!
目的を持たず補助科目を設定するのはダメ!
意味もなく細かく分けすぎることで、仕訳が煩わしくなったりミスにつながったりします。
必要に応じ補助科目を設定し、楽に確定申告を進めていきましょう。
作家が設定すべき補助科目
ハンドメイド作家の活動内容によっておすすめする補助科目は違ってきます。
今回はどのような方でも設定しておくべき必須の3つと状況別おすすめの2つを紹介いたします
売上
各shopや対人販売など、販売先ごとに分けましょう。
売上金に対して、各ショップの売上金額の割合が分かり今後の営業目標もたてやすくなります。
例:minne、Creema、BASE、メルカリ、委託販売、対人販売 等
売掛金
売掛金とは売上は確定しているがまだ未回収の金銭のことです。
minnneなどのサイト経由、委託販売などを使用していると必ず使用する科目です。
売上が振込最少額に届かず繰越しになった際に、どのショップに売掛金が残っているのか分かりやすく
年末年始の決算仕訳の際にもチェックがしやくすなりますので、登録しておきましょう。
例:minne、Creema、BASE、メルカリ、委託販売 等
未払金
未払金とは物を購入した(サービス含む)が後払いでまだお金を払っていない時に使う科目のことです。
クレジットカードを使い消耗品を購入したり、後納郵便など後払いで荷造運賃として計上した際に使用します。
クレジットカードごとに補助科目を登録したりなど取引先ごとに登録しましょう。
こちらも年末年始の決算仕訳のチェックに活躍しますので、登録しておきましょう。
例:楽天クレカ、〇〇クレカ、後納郵便 等
状況別おすすめ補助科目(普通預金・仕入)
普通預金
複数口座を持っている方におすすめ
例:PayPay銀行、〇〇銀行 等
仕入
決まった特定の仕入先があり、仕入先ごとに金額を管理したい場合におすすめ
例:パーツクラブ、ユザワヤ、〇〇手芸屋、アリババ 等
MFクラウドで補助科目を登録しよう
では実際に登録していきましょう!
サイドメニューより「各種設定」→「勘定科目」を選択
画面下「+補助科目追加」を選択
「補助科目」へ必要な取引先などを入力し登録
登録できているか確認
貸借対照表/損益計算書のボタンでそれぞれ勘定科目/補助科目を確認できます。
売掛金は貸借対照表、売上は損益計算書にあります。
各取引先を登録し補助科目が登録されているか確認しましょう。
まとめ
今回は補助科目の設定方法について説明していきました。
一番大事なのは
- 目的をもって補助科目を設定すること!
確定申告1年目の作家さんには少し目的を持つのが難しいかもしれませんが、まずは必須の3つを登録し一緒に確定申告を進めていくことで理解を深めていきましょう^^